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薔薇は金食い虫だ! [雑文]

わたしの趣味のひとつに薔薇を育てるっていうのがあるのだけど、
これがまぁ~、報われないんだわw

もともと通っているフラワーアレンジメント教室で使った薔薇の茎を
腐葉土に刺しておくところから始まった趣味なんだけど、
案外根が付くものなんですよ!

教室で使う花は、ほとんど外国産の切り花が多いので、
これが根付くとすごいかも!って思ってやり続けているんだけど、
これが、挿し木はタダでも、
まず、薔薇専用の土から始まって、固形肥料、液体肥料、うどんこ病、黒星病のスプレー
有機スプレー、暑い時の根の活性剤、などなどなど。

梅雨入り前に全部鉢の土も買えたはずなのに、ピエール・ド・ロンサールちゃんが
変な病気に…。
葉の葉脈だけが浮き出て、うっすら緑いろに…。
調べれば、これは葉のクロロフィル化といって、光合成ができない状態なんだとか。
結局、それもネットで調べて、それ用の薬なんか肥料なんかようわからんけど、
買いました。3000円やって。たっか~
ついこの間、根の活性剤も買ったばっかなのにぃ~

貢いでも、貢いでも、すぐ病気におなりなって、悪い時にはお亡くなりになってしまう
あなたは一体なんですか?
タチの悪い銀座のホステスのようだ!

あ、薔薇やったね。

薔薇は薔薇は、美しく散る~♪なのね。ぐっすん。

いや、散らないで、丈夫に育ってほしいです。

40年ぶりの新作! 《ポーの一族》「春の夢」 [読書・映画感想]

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出典 《「ポーの一族」カット (c)萩尾望都/小学館》
いつも思うのですが、萩尾先生の衣装に対する造詣は並々ならぬものを感じます。19世紀に流行ったハイ・カラー。クラバットの締め方など、涙がちょちょぎれそうになります。

は~、毎日暑いですね。溶けてしまいそうです。

わたし、本当に暑さには弱くて…。
義理の息子が、二三日前に手紙をくれたのですが、
ロンドンはもう、夏の気配は過ぎ去って、寒いそうなんです。

わたし、四年ほど前の六月にイギリス行ったのですが、
自分がアジア人であるってことがよ~くわかりました。
だって、六月なのに、ピカデリーラインに乗ったら、ロンドン・ピーポーはみんな
しっかりとセーターを着て、バーバリーのコートを着込んでおられましたもん。
つまり、ロンドンって夏といっても、気分的には日本の3月みたいなもんです。

わたし、侮って、夏物しか入れていかなかったので、どえらい目にあいました。

わかりましたよ、ROWANの夏糸でもみんなウールが入っているのが。
半袖でもウールが入ってなきゃ、寒い!ってことなんですね。

だから、大好きな義理息子ちゃんには渡英する前に
きれいな空色のコットン(実はイギリス製)糸で
アランセーターを編んであげましたもん。

義理息子は本当の息子と違い(本当の息子は気性が荒い)
優しいので、喜んで着て行ってくれましたが…。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
さて、本題です。

40年ぶりに萩尾望都先生がお書きになったという
「ポーの一族」の最新作であります、「春の夢」読みました!

たしかに、40年も経ちますと、エドガーの顔もアランの顔もそれなりに変化しています。
ですが、それはそれとして、依然として絵は端正で、
物語も萩尾先生独特の繊細な情感に溢れており
本当に感動しました。

実はわたし、あまりにうれしくて、コミック化するのが待ちきれず、
年甲斐もなく、月刊「FLOWERS 」を買いました。
するとですね、ポーの一族の年表が付いてました。
おお。こういうの大好きです。

子供の頃なんて、昔っていったらなんとなく昔で
場所もどっかヨーロッパっていう感じで深く詮索しませんでしたが、
改めて見てみるとこうです。

1740年エドガー誕生。
ほぉぉ~。エドガーって18世紀の人なんだ…。19世紀の人なんだと思ってたら違うのね。
しかも、オスカルさまってたしか1755年生まれだったような。
ということは、エドガーが吸血鬼になる時期とオスカルさまが生まれる時期は
ほぼ同じということになるね。

どうでもいいけど。


しかも、萩尾先生のポーの一族シリーズで古いものは1972年に執筆され、
その後「エディス」は1976年に描かれたということです。

そうだったのかぁ~。
子供って自分の身体が大きくなるから、一年がものすごく長く感じられるんだろな。

たった四年間の間?
 わたしは10年ぐらいかけて
先生はシリーズをお描きになったような気がしていたけど
そんなことはなかった…。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
バンパイヤとは「不死」の存在。

そうなった瞬間から、人間とは一線を画してしまうのです。
なぜなら、人間は時間に乗って変化していくのに、
彼らは永遠に同じ姿のまま、この世にとどまるからなのです。

ですから、彼らバンパイヤは深く人間の世界に関わることができないし、
常にオブザーバー。

そしてひとつのところにとどまらず、一定の期間がくれば
また別の場所へ去らなければならない。
非常に孤独な存在ですね。

エドガーは、イギリスの一つの「ポー」というクラン(一族)に属していたけれど、
だんだん時代が下るにつれて、世界中に同族がいることを知るようになる。


ここら辺を読んで、なんとなく思い出す小説があるのですよ。
それは、アメリカ人女性作家、ステファニー・メイヤーの「トワイライト」。
わたしねぇ、この「トワイライト」の世界観が好きでねぇ。

アメリカのカナダに隣接しようかというワシントン州の片田舎のフォークスに
ひっそりと住む、美少年。それがエドワード。

この場所の設定がすごくいいのね、広大な森林公園がある場所で、
ほとんど一年中雨。

そういう場所で出会う人間離れした美少年。
主人公のベラはだんだんとその少年に惹かれていくんですね。

ま、トワイライトの話はそれぐらいにしておいて、
なんでポーの一族を読んでていて、トワイライトを思い出したかというと、
今回のポーの一族はそのトワイライトのサーガシリーズ中の「ブレーキング・ドーン」に
なんか似てる。世界観が。

途中で、ただの吸血鬼じゃなくなっていくんですよね、超能力者みたいな一面もあって。
そして、アメリカの吸血鬼だけじゃなくて、ルーマニアの吸血鬼とか、世界各地に
散らばっている別の一門どうしが集結するんですよ。

今回のポーの一族もそうで、『ファルカ』っていうスラブ系の、「ポーの一族」ではない
吸血鬼と出会うのです。

エドガーは、何百年経っても、自分の運命を受け入れることができず、
いつもどこか人恋しいので、結局、最愛の妹も道づれにしてしまうのです。
ですがエドガーは成人して吸血鬼になったわけではないので、
キング・ポーの直系の血を得ていながら、彼の手を下した吸血鬼は弱くて
長く生きることはできないのですね。
ですから、メリーベル亡き後、アランにも直接手を下して、自分の相棒にするのですが
アランもやがては…。

そうやって永遠をひとりで生きなければならない、エドガーの壮絶な孤独が
画面からこちらに向かってひしひしと伝わるのですね…。





今回の舞台は第二次世界大戦中のイギリス。
ユダヤ人であったため、ドイツから命からがら逃げてきた
ブランカとノアという姉弟と関わるのですが、
最後にものすごい悲劇が待ち受けているのです。


助けようとして、助けられなかった命…。


もう、最後の10ページなんて、衝撃、衝撃の連続で、
本当に萩尾先生のストーリー展開の巧みさ、
心理描写の深さにうならされてしまいます。
そして、やっぱり絵が非常に美しいよね。

お勧めの一冊でございます。




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時間の記憶 第二章 総集編 [時間の記憶 総集編]

『時間の記憶』第二章 総集編です。

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一夜明けて… [雑文]

皆さま、こんばんは。

昨日まで、廃人だったsadafusaです。

なんだか、毎日毎日、文章と格闘している日々から解放されたら、
何にもすることがないような気がしてぽか~~んとしております。
やっとオスカルさま、無事に成仏していただいたそんなさわやかな気分でおります。


しかし、それはそれとしてですね、
別な意味で「なんかな~」と思っています。手持無沙汰のような、
生と死のぎりぎりで生きてきた、強制収容所のユダヤの人々もなぜか
解放されちゃうと気力を失って亡くなった方が多かったとか…。

わたしのはそんな深刻なもんじゃないけど、なんか、なんかしんどいです。


それでも、やっぱり書くことが好きなんだなぁ…、
もう次のこと、しっかり考えてるもん。

わたしって、ジェンダー、家族間の葛藤、差別、異端ってことにものすごく興味があって、これでジェンダー、家族間の葛藤、差別っていうのは一応さわりでもいいから書いたなぁという気がするので、
こんどは『異端』についてぜひ書いてみたいという気がするのです…。
しかし、これはもう昔から書いてみたいテーマで、しかもテーマがテーマだけに大きすぎるので、サーガみたいに書いていけたらいいかなぁ、とも思います。

でも、全く一般受けしないテーマだと思う。

でも、それでも、全く興味のない人でも面白い!と思って読んでもらえるよう、
努力しますね!



さて、今日、ほんとひっさしぶりにジムへ行きました。
もうもう、さぼりにさぼりまくっていたので、体がなまりまくりです。
ず~っとPCに張り付いていたので、体重の増加が半端なくて、去年作った服がパツパツという非常事態が…。や、やばい、やばすぎる!!!

ま~、地味~に努力するしかないんですけどね!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

『時間の記憶』で皆さん、本当にたくさんのコメントいただきました。
やはり、自分の書いた作品について、ロムオンリーでレスポンスがないのってほんとに寂しいもので、「文章が下手なので…」とおっしゃって一生懸命書いてくださった方、たくさんいらっしゃって本当にうれしかったです。

それでも、わたしみたいな趣味でやっている小説書きでも、
よそさまの文章を読んでいると、なんとな~くその方の性格っていうものがぼんやりとわかるものなのです。

そういう意味で、なんというか、書いてくださった方のほとんどがほんわりと優しいご性格なんだな、っていうのが伝わってきてこちらもめちゃくちゃ癒されました。

で、すごくうれしかったのがですね、
「原作とアニメはちょっと辛い結末だったけど、
これを読んで、なんか癒された」みたいにおっしゃってくださったこと。

わたしとしては、あんまりそういうことを意識してなくて、
全体的に俯瞰してみていただけなんですけど…。

結果的にそういうふうに思ってくださっていたのなら
それは予想外でしたが、うれしい誤算でした。


ということで、sadafusa的「オトナ」の『ベルサイユのばら』は終わりました。

ほんと、みんなありがとうございました!




フーガ(遁走曲)Ⅰ   [『ベルサイユのばら』Prequel]

永遠の名作『ベルサイユのばら』の中の、まだオスカル・アンドレのジュヴナイルだったときの
お話しです。

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フーガ(遁走曲)あとがきのようなもの? 笑 [あとがき]

Marie-Joseph Paul Yves Roch Gilbert du Motier, Marquis de La Fayette.jpg



本来なら、こんなことを書くのは蛇足以外の何物でもないので、

自分の美意識からは反することなのだけど、

まあ、それでも駄文なら駄文なりに

ちょっと自分の思ったことを書いてみたい、と思います。


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秘められた名前1 [『ベルサイユのばら』 another story]



『フーガ』はジュブナイル的悲しみがかなりの割合で含まれていましたが、

今回は多少、艶っぽくて、あほっぽくて、辛辣かもしれません。

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秘められた名前2 [『ベルサイユのばら』 another story]

「?」と思われて読まれた方は多いのではないでしょうか?

それにしても、なんですがたいてい、作品に合うようなイメージの

名画を探すんですが、ない!

フランスのロココ絵画ではない。かといって革命後の絵画でもない。

求めるとすればそれはイギリス。

まぁ、ジャン・マルク・ナティエもいいんですが、

どっちかというと、雰囲気はレイノルズがゲインズバロウあたりに出典を求めてしまうような気がします。


時代的にはロココまっさかりなんだけれど、

でももうポンパドゥール夫人の頃のファッションじゃないんですね。


もっと軽い感じのイギリス風ドレスかシュミーズ・ドレスに移行しています。

これ、どういう意味かわかります。

このころはファッションとしてルソーの思想が伝わっているんですよ。

「自然に帰れ」と。

だからあんまり人工的じゃないイギリス庭園が流行ったり、

絹じゃないモスリンのシュミーズ・ドレスが流行ったり、

あるいは王妃のプティ・トリアノンにある農家とかね。

今でいうロハスでしょうか。

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これはポンパドゥール夫人が着ていたローブ・ア・ラ・フランセーズ。つまりフランス風ドレス。


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こっちはローブ・ラングレーズ。イギリス風ドレス。より簡素で可憐な感じしませんか?



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秘められた名前3 [『ベルサイユのばら』 another story]

ドレスはさらにローブ・ラングレーズからシュミーズ・ドレスにかわっていきます。

たしか、マリー・アントワネットがこのシュミーズ・ドレスにストロー・ハットをかぶっている
肖像画がありますが、この肖像画実は大変に世の中には不評でして
「一国の王妃たる身分のものが、こんな農婦のような恰好で肖像画になるなんて!
国辱ものだ!」ってやかましい方たちに叱られちゃったんです。

461px-Marie_Antoinette_in_Muslin_dress.jpgVigée-Lebrun_Marie_Antoinette_1783.jpg




で、仕方なく同じポーズで、今度はローブ・ラングレーズので作り直したんですけどね。

こうやって見ていると、アントワネットっていう人は、儀式ばった堅い表情のするドレスがキライで
もっと洒脱でシンプルな装いがすきだったんだなぁと思う。

余談だけれど、有名な「首飾り事件」ってありますね。あれはすごい首飾りだったけれど、国庫にお金がないから、マリー・アントワネットは欲しくてたまらなかったけれど、諦めた、とあります。

だけど真相はちょっと違うのです。洒脱で洗練された美しさが好きだったアントワネットは、成り上がりの寵姫のデュバリー夫人好みのごてごてしたネックレスなんかほしくなかったんです。

ベルばらの中では気弱な王様に描かれているルイ16世は、この事件にえらい立腹されまして、
宝石屋を呼びつけて、「ここに今即金で払ってやる!」って息巻いたんですよ。

本当なら、四の五の言わさずローアンなんか王の権限でそれこそバスティーユに放り込むこともできたんです。
王様は、ローアンがお詫びの代わりに、首飾りのお金を全部払うのが礼儀だと思っていたのです。

が! あろうことかローアンは国王と犬猿の仲の高等法院へ訴えたのですね!
信じられない、国王の臣下のくせに!
とは貴族なら誰しも思った事件だったのでした。

アントワネットが浪費家だというのは人口に膾炙されたことですが、本当なら
一国の王妃たるもの、常に堂々と着飾るのが務めでしたので、なんら非難されうことではないのです。
それに王妃が本当に浪費家なのか?といえば、まぁ節約家ではないにしろ、一国のそれも
フランスの王妃であれば当然であるぐらいしか使っていないのです。

実は浪費家ですごいのは、この後のナポレオンの皇后まで上り詰めたジョゼフィーヌなのでありまして、
そんなのから比べたたらマリー・アントワネットなんてかわいいもんなのです。

そんないくら贅沢が好きといっても、国庫がつぶれるくらいに浪費なんかできません。
やっぱり何が祟ったかといってそれはね、アメリカ独立戦争なのです。
このとき、フランスはイギリスと対立していましたら、どうしてもアメリカ側に肩入れをしてやらなくては
ならなかったのでした。だからアメリカは本当のことをいえばフランスに足を向けて寝るなんてことできないんですよ…。

ま、アメリカの独立が引き金となり、そしてフランスに革命が起きてしまう、というのも
なにやら皮肉な話ではあります。


話は元に戻る。笑

ただ、ルイ16世は寵姫を持たなかった。それがよくも悪くも作用するのです。
普通なら、王妃は寵姫が派手にふるまってくれるので、その陰に隠れて案外気楽に
自分の好きなことができたのですが、アントワネットはそうじゃなかった、ってことです。



今日の目でみるとそういった農婦ふうのドレスであっても、
絹のお洋服では出しえない繊細な襞があってそれはそれで大変に優雅で美しいものだと思うのです。

そして、このあと、革命が起きると、このシュミーズドレスの変形ともいうべき、エンパイアスタイルのギリシャ風のドレスが流行りますね。おしゃれかもしれませんが、このアントワネットのドレスほど品がよくありません。
やはり一国の大公女とはそれほどまでに、威厳が備わっていたもんなんですね。
ここらへんが今でもマリー・アントワネットが愛される理由なのかもしれないです。


アントワネットはあんまり、読書のようなものは好きではなかったらしいけど、
ものを見る目は一級品だったらしくて、彼女は日本からの輸入品である漆器がお好きだったらしいです。
でも、その中のどれ一点として、日本産じゃないバッタものはなく、
いかに彼女がすぐれた鑑識眼、そして美意識があったかということを如実に語るものであります。

つまりはね、オーストリアの名門、ハプスブルグ家の大公女として生まれ、フランス王妃になるわけですよ。
本物の中の本物のプリンセスにしてクィーンなわけ。誰にへつらうわけでも自分が自分としてあるがままに振る舞ってもなんらその威厳なんて衰えることなんかないわけですよ。

だからこそ、自分の好きなように振る舞ってみたんだと思うんです。これを自分が身にまとってみたら下品に映るんじゃないかしら?なんて思うのは下々の劣った人間の心映えなんで、一の位の王妃さまなんてそんなこと考えもしない。そういう高貴なおおらかさがファッションという形をとるとこんなふうに形を取って顕れてくる、そんな気がします。



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秘められた名前4 [『ベルサイユのばら』 another story]

ふふ、みなさんどうでした?
面白かった?

これからがこの小説の最大の山場ですよ。

これってオスカルのいわゆるひとつの「ヰタ・セクスアリス」ってところかな。

狩のシーンがありますが、あとから考えてみると、「ある公爵夫人の肖像」
のジョージアナ扮するキーラ・ナイトレーのコスチュームがこの場合の

アンリエット扮するオスカルのコスチュームに似ているかな…。




あの映画はよく出来ていて、ローブ・ラングレーズがいかに美しいいものかってことが
よくわかるいい映画です。

もしご覧になっていない方がいるとすれば、機会があればご覧くださいね。


わたしはラクロの『危険な関係』がものすごく好きで、
ちょっとその要素をちらり、とだけど入れたつもりです。(だけどあんなに過激じゃない)

あと、ジェイムズ型の小説ってのも気に入っていて
だいたい男女が二組いて、初めはお互い離れていて、その後二組集まって、
やがて離れていく、というX型の恋愛っていうのも、入れて見たかった。

まぁ、あんまり関係ないですけど~。(笑


書いていて感じたのは、
オスカルが自分の本来の性に目覚めるような話を書く場合、
どうしても、肝心のオスカルがなよ~っとなってしまいがちなんですね。
ま、当たり前なんだけどね。

しかし、オスカルはいつも凛々しいからオスカルたらしめるんで、
やっぱりね、きりっとしてもらわないと困る!

でも、やはりそこはそういうふうに流れていき過ぎない工夫が必要なんですね。(笑)
だから、ところどころ、躾けなおして、きりっとさせるためのページが必要なんですな。ウン。

こうやって書いていると実際のところ、オスカルって本当はどんな顔をしていたんだろうな、
ってよく考える。

まぁ、背は178センチっていうからそうとう高いよね、
そういうモデルさんとか女優さんがいるかな、と探すと
もう、ユマ・サーマンが抜群に高くて180センチ以上あります。

あと、そうね、オルガ・ギュリレンコは176センチ、
ミラ・ジョボヴィッチは174センチ、
あ、ニコール・キッドマンも高そう、180センチぐらいありそう。

まぁ、欧米って平均ってものがそもそもないような気がする。

でも、フランスはどっちかというと、逆説を言うようだけど、平民はそんなに背が高くない。
オスカルみたいなのは、もう平民から見たら雲を突くような大女だと思うよ。

だけど、貴族はそもそもフランスの土着の人の血が混じってないから背が高いのです。
それに、栄養がいきわたっているし。

で。案外男の人も190センチってな人も結構いるから、そんなにオスカルみたいな女性も
肩身の狭い思いはしなかったんじゃなかろうか、と思います。


そして、外見ですが…、案外お化粧してないときは、そっけない顔してるように思うのよね。
眉毛もまつ毛もこの人は色素が薄いから金色。
色が白くて、まぁ、目だけが冴え冴えと青かった…。

ふと、そこでバージニア・ウルフの「オーランドー」の映像が頭をかすめるのね。
あの話、好きそうで好きじゃなかったけど、映像的に好きだったかも…。
オーランドーみたいな無表情だったんではないかと…。
それをそのままトランスレートしたら変だけど。




で、化粧するとがらっと表情が変わるんだろうねぇ。

わたしの中でも、レベッカ・ホール(この方、めちゃくちゃ好きです!)とか、エヴァ・グリーンとか、
そういう人を頭に置いて書いてます。
レベッカ・ホールなんて、「それでも恋するバルセロナ」に出てるときは、
すごく生真面目で背が高いだけの色気のない優等生みたいな役どころで
美人なんだろうけど、スカヨハばかりが輝いているような印象である反面、
イギリスのドラマの「パレーズエンド」に出ているときは
これがあのときと同一人物かっていうくらい、妖しく美しく、ひたすら美しい。

美しいという範囲には、顔の造作じゃなくて、スタイルがかなりの割合をしめるよね、私の場合は。
レベッカ・ホールはね、手が長い、頸が細くて長い。顔はいくらでも彼女を越える人はいるだろうけど、
こんだけ長身で細身で、ドレスがかっこよく映える人はいないですよ。ハイ。
きれい、じゃなくて、この人はかっこいいのね。うん…。




レベッカ・ホールが男前すぎて、
結構長身なはずのクリストファー・カンバーバッチもちんちくりんに見えますね。笑


うん、どうもそういうタイプじゃないかって思うんですよね、オスカル。
普段は地味な感じがして…。

アンドレはなんだろう…?
造形的にはどうなんでしょうかね。
わたしが好きなタイプの男優さんの型は決まっているんだけど、あまりそういうの想定して
書いてないかなぁ。

ただ、ちょっとモデルにしているかどうかっていうのは別にして
アラン・ドロンって意識してます。
というのも、あの人のおじいさんかおばあさんっていうのが、
クロアチア系のイタリア人だったそうなのね。

クロアチアの男性っていうのは、平均で190から2メートルぐらいはあって、
180センチ代だと小柄なほうに入るそうです。

そう、それで「エリック・バナ」がクロアチア出身と聞いて、なるほど!と納得した覚えが…。


たしか、塩野七生さんも米原真理さんも仰っていましたが、
で、「あんなにアラン・ドロンがハンサムなのはクロアチア人の血を引いているからだ」と
断言しておられたのが、妙に頭に残っていて、
それで、アンドレが純粋なガリア人だけの血で構成されている人間だったら、
とうてい190センチなんかになれるはずがない、と思い、
「クロアチアの血が入っている」ってアンドレ自身に言わせてますけど…。



わたしはどうしても映像から入っていくタイプで、
自分自身も「読む映画」を目指しているので、
こういう造型的ディティールにはこだわってしまいます。




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秘められた名前5 [『ベルサイユのばら』 another story]

4はいかがでした?
ちょっぴりハラハラしながら読んでいただけたかなと思います。
アクセス数すごかったしね。



昨日、コメントくださった方がわたしのアンドレ観に賛同してくださって、
それなら、この方ではないか?と教えてくださいました。

それはゴラン・ヴィシュニックという方です。

写真をみますと、すごい目力強し。
なんての、すごい暗い情念ががぁ~っと湧き上がってくるようなタイプだよね。
ちょっと怖いかも。
だけど、あ~ゆ~女傑タイプの人間には、これぐらい迫力のある男じゃないと
釣り合わない気もするかなぁ…。



たしかにおっしゃるように、ぱ~っと華やかなタイプの男優さんじゃなくて
渋いね。

こういう人かもしれないね~。

ヴィジュアルって本当に大事。



さて、私はいつでもそうですが、

名前に興味があります。
その人の名前をみて
「ご両親はどんなセンスの方だろう?」とつい考えます。

あと、それとはまた別に西洋の名前の起源とか名前の語形変化に興味がある。

あるいはアンドレで例を挙げると、
これはキリストの十二使徒の聖アンデレから来ていて、
英語なら、アンドリュー、フランスなら、アンドレ、ロシアならアンドレイ、ウクライナならアンドリイと
変化していくのを観察するのがとても好きなのです。

聖アンドレは最後、師であるキリストに倣って、殉教するのですが、
キリストのような十字架では畏れ多いということで、自らはばってんの形の十字架を
わざわざ作ってもらって磔刑された、といいます。

だから今でもばってんの形の十字架のことを「アンデレ・クロス」というのです。

もし教会など行かれた時に、よくしらない聖人でこのばってんの十字架を持っている人がいれば
「あ、これは聖アンデレなのだな」と覚えておいてください。

あと、他にも旧ロシア海軍の旗は「アンドレーエフスキー」旗っていうんですけど、
このアンデレクロスが使われていますし、

また、他にもスコットランドの国旗にも使われます。


普通の十字架は、ラテン十字といいますが、それは「太陽」を暗喩しているのに対し、
アンデレ・クロスは「月」を象徴しているともいわれます。

そして「アンデレ」って名前自体は「男らしい」っていう意味があって、

なかなかベルばらの「アンドレ」はその名前と呼応してんな、と感心するんですよ。
偶然なんだろうけど…。





オスカルのお姉さんの名前をアンリエットと持ってきたのは、
ちょっと訳があって、ジャルジェ将軍がもう念仏のように「男、男」としか考えてなかったわけよ。
で、男だったら「アンリ」ってつけようと思っていたのね。
だけど、女だったから「くそっ!」って感じで「アンリ」を女性形にして「アンリエット」にした、
ってことにしようと思ったのです。

でも、よく考えてみたら、アントワネット、アンドレ、って登場人物がふたりも「アン」って始まるのに
ちょっとややこしいかなぁとも思ったけど、

わたしはあんまり、自分の登場人物に凝った名前をつけるのが好きじゃないし、
ジョルジュにしよ~か、と思ったら、お母さんがたしか、「ジョルジェット」やったな~でやめた。笑

オスカル・フランソワはどうなんですかねぇ。
フランス人でオスカルという人はあんまりいないと思う。

たしか、画家のモネが「オスカル・クロード・モネ」だったように記憶しています。
オスカルは北欧でもよくつかわれる。オスカル国王っていうのも、たしかスウェーデンにいたはずだし、
「ぼくのエリ」っていう小説の主人公もオスカル、「ブリキの太鼓」の主人公もオスカル。

ただし、南欧のほうのオスカルはオにアクセントがあるのに対し、
北欧の方のオスカルはカにアクセントがあるんだね。

起源がそもそも違うんかもしれませぬ。

原作には「神と剣」という意味がある、と書いてありましたが、
ほんまかい? 神って「エリ」って表記されるから、
天使みたいに「ミカエル」とか「エリザベス」とか「エライアス」などには
はっきり「神」も入っているし、ヘブライ語起源なのだな、と思うけど、
オスカルはもともと北欧起源の名前らしい。

ゲール語では「鹿を愛する人」、古英語では「神の槍」という意味らしいよ。

似たような名前では「オズワルド」とか「オズボーン」とか…。

どうしてお父さんはフランス人にしては珍しい名前にしたのか。
まぁ、実は理由なんかないだろうけど、しいて作家魂をおおきゅうして
理屈をこねると、おじいさんとかおばあさんが北欧の人で
そういう名前を持っていた、だけど、フランス人なので
オスカル・フランソワ(フランス人のオスカル)ってつけた、と。


今回は、この作品の一番、コアかもしれないっす。(笑)

わたしはクリスマス・イブだというのに、
旦那は仕事でひとりです。

娘から昨日、レオニダスのチョコが届いたんで、
それでも食べてゆっくりしましょうかね。

今日の回は特に、クリスマスをひとりで寂しく過ごしている方に捧げます。

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秘められた名前6 [『ベルサイユのばら』 another story]

今日で大団円です!

昨日の箇所は、実はこの小説の中で一番難しかったところでした。

結構いいところまでいったのに、どうやって踏みとどまらせるか。
それが難しかった。

方法としては
① 嫁に行きたいオスカルをアンドレが大反対する。
② アンドレが笑って見送る。
③ 本編の案

すごく好きなのに、笑って見送れるほど、アンドレは善人でも、腰抜けではないと思い、
かといって原作では何にも起こらないから、こちらでなんかするわけにもいかないしな~
と結構アタマ使いました 笑



原作では、この歳でもふたりともなんにも起こらないので、キスすらさせることもできず、
そういう状況下で色っぽい雰囲気を作り出せるか…、
結構チャレンジな場面だったのですよ~。ふう~




でも、腐心して書いたわりには、反応はそれほどでもなく、
4が圧倒的に、繰り返し読まれている…

うれし~よ~な、そうでもないよ~な

う~む、みなお姫様願望が強いのだろうか…。
でも特にオスカルが女の格好をするところについては
力をいれた描写をあえてしませんでした。

やっぱり16歳でしょ、まだ。
そんなに人間としてこなれているわけでもないだろうから、
原作のときのように、それほどまでに迫力はないと思ったので…。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 

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「秘められた名前」のあとがき [あとがき]

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…わたし、最近気づいたのだけど、

他の『ベルばら』の二次創作をしておられる方は
本当にあの作品を愛しておられるのだなぁと痛感します、はい。

わたしもそこそこ好きだけれど、最高にすき!っていうのではないかなぁと思う。

原作も実は5~8巻しか読まないし、
アニメも30話以降しかみないし。

それも10年に一度あるか、ないか…。

要するに原作の話の中核になる革命前夜のあたりは
内容が詰まっていて、わたしが補足するところが全くない。
すごく内容が濃い!と思うのです。

だから、それで十分に満足しているので、
それをまた自分の手で追加して、っていう発想はわたしの場合ないかな。

だから、他のべるばら二次作品とはちょっと性質を異にしているように思うんですねぇ。



まぁ、もともと書きたいなと思ったきっかけっていうのは、
この話は、突っ込みを入れたくなるような箇所が前半部分に何か所もある、ってところですかね。

また興に乗れば書くかもしれないし、もう書かないかもしれない…。

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~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

前回にも書きましたように、
名前に興味があるので、今回は自分の趣味に走った内容になりました。

最後の「アニエス」、神の子羊って名前は本当にしようか、嘘にしようか
どうしよう、と迷ったんですが、

本当にしてしまうと、かえって嘘くさくなると思うし、
これはオスカルのマックスに対する一つの意趣返しってことで、「ウソ」です。

途中の伏線が解りやすすぎると、親友に指摘されたのですが、
そうなんです、マックスはフェルゼンにそっくりなんですよ。

オスカルは原作ではず~っとフェルゼンが好きで片想いしていたじゃないですか。
やっぱりそうすると、オスカルにはフェルゼンタイプの人間に弱い、っていう
ところがあってもいいかなぁと思いまして。

勘のいい人は、スウェーデンって名前が出たことろで「あ、はーん」と
話の構成がわかってしまうかもしれませんですね。

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この話は、まかり間違えば、
オスカルがお姉さんの代わりに嫁にいってもいいという選択の余地があるように作りました。
でもオスカルって、おとうさんが決めた道とはいいながら、
最終的にその武人の道を困難でも、自分が改めて選びなおした、という積極的な選択をさせたいな、
と思ってこのような設定にしました。

また、アンドレとの関係においても、アンドレの手のひらに転がされるような受け身ではなく、
やっぱり、最終的な選択は自分で行う、っていうふうにしたかった。

考えれば、このふたり、やっぱりまかり間違えば、愛人になって、しばらく関係が続いて
飽きて別れて、また死ぬ直前になってお互いがお互いのことをかけがえのない人間と思って
結ばれた、っていう風にもっていっても、おかしくはないと思うのだけれど、

それほどまでに、オスカルはこなれた人間じゃないし、
もっと初々しいフレッシュな感受性があったほうが彼女には似つかわしい気がして、
このように致しました。

アンドレについては、いろんな考え方があると思うけれど、
わたしが思うに、原作通りだと、オスカルがあんなに努力家なのに
そばで努力もしないでぼや~っとしている結構鈍感な人に思えるんですね。

優しいだけでは、護り切れないと思います。
やはり世知に長けて、酸いも甘いも噛み分けた
抜け目ない人間じゃないと、私は納得できない。

ロココの時代は性的にはみな緩い人が多いし、
今の日本の感覚でみると、わたしが描いたアンドレは
かなりそっちの面では放埓なのかもしれないけど、
でもこれぐらいじゃないと、アンリエットみたいな海千山千みたいな女には
太刀打ちできないだろう、と思います。

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書いていて、アンドレとアンリエットってできていそうな気もしたんだけど、
それはたぶん同族嫌悪ってところがあって、相性が悪いんでしょうね~。
アンドレはオスカルの不器用なところが好きなんですよ、たぶん。
おんなじ顔していても、やっぱり好きな子、嫌いな子っているんだろうと思うの。


あと、オスカルはルイ15世には可愛がられて、贔屓されてますね。
それは15世が女好きってとこもあるかもしれないけど、
オスカルが健気なのが可愛いんだろうね、としよりからみれば。


最後の暴漢はルイ15世とモプーが解散させた高等法院のしわざとしましたが、
ルイ16世の世になって、解散させた高等法院をまた復活させたのです。

拙作品にもちらりと書きましたが、これがのちのちの禍根を残す原因となるのですね。


フランスはルイ14世がヴェルサイユ宮殿を建てたためのお金がただでさえ莫大な借金として
圧し掛かっていたのですが、

ルイ15世は倹約なんてまるっきりしない人でした。
ですから、借金も雪だるま式に大きくなっていったのです。

それでルイ16世が即位する当初からこの借金返済のために
いろいろと政治改革をしているのですが、

どういうわけなのか、先ほど述べた高等法院を復活させたため、
最後には、革命の道しかなくなったのです。

どういうことかというと、莫大な借金を返済させるため、
貴族の特権として納税免除っていうのがあったのですね。

要するに、多大な財産があったのにもかかわらず、貴族と僧侶は税金を払わなくてもよかったのです。
払うのは平民ばかり。

それではとてもじゃないけど、払いきれないので、
何度も貴族にも払わせようとするのですが、どうしても高等法院が首を縦に振らないのですよね。

三部会っていうのが有名ですが、その前にルイ16世は名士会っていうのを
発足させて、その名士の間で、お金を募って借金の補てんさせようと思っていたのですが、
その額を聞いたとたん、あまりの金額にびっくり仰天してしまって、
「こんなすごい決断は我々だけじゃできない、だから国民全部を集めていろんな意見を聞かなければ」
って言ったから三部会がひらかれたんですよ。

でも、結果はベルばらを読んでご存知のとおりです。


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でも、結果として、革命後、貴族であり第i一身分のタレイランにより、
フランスにあるカトリック教会は、ローマ教皇の管轄を離れ、すべてその財産はフランスにあるとされ、
ぜ~んぶ没収されちゃったんです。

ここでフランスは、み~んなカトリックのくびきから逃れ、
ライシテ(宗教の世俗化)の道を歩んでいきます。

まぁ、これでだいぶ借金も返せたんですが、
フランスが力を持ったのは、それからナポレオンがフランスの革命を邪魔しようとする諸国と戦争したおり、
イタリアで勝ち続けて、そこで分捕ったお金なり、絵画なり、宝飾なりが
死にそうになっていたフランスを蘇らせてくれたっていうことなんです。

フランスにナポレオンがいてよかった、ってことです!


ま、別にそんな難しい話ではなく、この話はドタバタです。

楽しんでくだされば、それでよし、としてください。









時間の記憶 Epilogue その2 [窯変 ベルサイユのばら]

皆さま、本日も当ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

本日で『時間の記憶』最終回となります。

約60回ほど、ほとんど連日3000字から5000字程度の
文章を掲載していました。
正直、毎日推敲して、リライトする日々はつらいものがありましたが、
皆さまの熱い応援もありまして、無事完走することができました。

本当にありがとうございます。そして感謝しております。

今日もどうぞ、最後までお楽しみください。








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時間の記憶 Epilogue その1 [窯変 ベルサイユのばら]

皆さま、本日も当ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

この連載も残すところあと1回となりました。
あしたが最終回となります。

皆さん、これまで本当にたくさん、応援のコメントをくださってありがとうございます。
皆さん、本当にそれぞれ含蓄の深いコメントが多く、それでいて多感な少女時代をすごしてこられたのだろうとうかがえるのような、瑞々しい感性の方が多いように見受けられました。

ちょっとおまけですが、
池田先生の「手」の表現、そして、「そっと抱きしめる」少女漫画の手法がいかに卓越しているかの見本のひとつを掲載します。

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<『ベルサイユのばら』7巻 池田理代子著 マーガレットコミックス 集英社>より引用

このアンドレのオスカルさまを包み込む腕の長さ、手の美しさ、繊細さ。そしてそれをつなぐ手頸がきゅっとしまっているのです。それが精悍さも感じるし、潔癖さも感じる。そして男性的な力強さや、包容力っていうのも、この絵だけで充分すぎるくらいわかる。まさに絵は雄弁だと思いますね。
本当に今みても全然色あせないです。描かれた手だけで、本当に愛する人を優しく包み込んでいるってことがよくわかりますね。なぜって言うと、アンドレは、オスカルを包み込むように指を広げてるでしょ? こういった微細な表現が池田先生は卓越しているのです。本当に神がかっています。素晴らしいです。


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時間の記憶 《見出された手紙》  [窯変 ベルサイユのばら]

皆さま、本日も当ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

お待たせいたしました、今日こそ、手紙の内容が明かされるときがきました。
オスカルは誰に当てて、何を言いたかったのでしょうか?

これは~、もう本当にしんどい箇所でして、
なんだかず~っといじっていました。

勢いをつけて読んでいただきたいので、長文ですが、全文を掲載します。




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時間の記憶 第七章 5 [窯変 ベルサイユのばら]

皆さま、本日も当ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。



えへへ~、今日はいきなり!恥ずかしい場面からですね~。
この箇所はもう、読みながら、ニヤニヤするしかない箇所ですね!

電車の中で、ニヤニヤ笑って読んでいると不気味です!(笑)

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時間の記憶 第七章 4 [窯変 ベルサイユのばら]

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…作者としては、多少恥ずかしい気持ちもあるのですが、
書かねばなりませんね、やはり。



書いていて非常に気になったのですが、オスカル自分が結核だって知っていたんでしょ?
ならどーして、アンドレとキスすることに躊躇しなかったんですかっ! 解せぬわw
それに、男性の経験値低すぎるくせに、はじめっからディープキスすることにも
まったく躊躇してないよね?
ふしぎだ!!

なにかこういうのって、ひとつひとつわざとらしくなく、解決していくのは
本当に大変!

あ~、きちんと愛の描写ができているのか、それも非常に心配です!!




朝からこんな濃いものを読んでだいじょうぶですか?
ごめんなさいね。





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時間の記憶 第七章 3 [窯変 ベルサイユのばら]

皆さま、本日も当ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。


昨日、エマ・ワトソン主演の『美女と野獣』をちょこっとだけ
youtubeで見ていましたが、
野獣やってる王子サマ役の人、34歳なんですってね~。

34歳っていうと、「え、結構トシ食ってんな」って感じしますけど、
実は結構、若いのよね。
かといって、小娘とか小僧みたいな感じでもなく、
オジサン、オバサンという感じでもない。
大人ですよ、オ・ト・ナ。

そういう意味では人生で一番美しくて、充実していた時に
このふたりは散っていったともいえる。

だからといって、もったいない、とか悲しいとは思わない。

だって、薔薇は美しいときに散らなきゃ!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


とうとう、この場面に来たかぁ~って感じですよ。
ハァ、長かった、っていうか、
まだ頑張んなきゃならないんですけど…。

まぁ、とりあえず!って感じかな!








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時間の記憶 第七章 2 [窯変 ベルサイユのばら]

皆さま、本日も当ブログをご訪問いただき、ありがとうございます!

わたしはなるべく原作にあるシーンはかぶらないようにして、本作を作ってきたのですが
ここで、どうしても避けては通れないところまで来てしまいました。

ですが原作には限りない敬意を払いつつ、やはりちょっとsadafusa色を強めに入れてみました。

今日も、どうぞお楽しみください!








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時間の記憶 第七章 1 [窯変 ベルサイユのばら]

皆さま、本日も当ブログをご訪問いただき、ありがとうございます。

今日って、7月14日なんですね。
なんかイマイチタイミングが合わないのですが、また時間は逆行して
1789年の6月23日へ参ります…。

ここは~、実は別の文章を1万字ほど書いていたのですが、
ある方のコメントが非常に秀逸だったので、
その1万字をすべてカット。新たに加筆修正しました。
(感謝いたします!) 

こうすることによって、原作のあの例の行動がよりスムーズに移行できるような気がしたからです。



それでは今日もお楽しみください。



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